Works
別府ホテル塒(ねぐら)
Web URL: https://negurahotel.com/
Concept
大分県別府市にある「別府ホテル塒(ねぐら)」のリブランディング及びWEBサイト制作、グッズ制作を行いました。
ホテルのリブランディング
今年で3年目を迎える塒。いま一度、「塒の存在意義とはなんなのか?」「どういったビジョンを掲げてこれからどういう方向へ進んで行きたいのか?」などブランドのインナー部分を組織内で認識共有を行うために、今回リブランディングをご依頼いただきました。
当初、塒は人の賑わう温泉地区から少し離れた、落ち着いたスタイリッシュな宿としてのイメージとビジュアルが先行しておりました。また、顧客の宿泊理由においては、ホテルに温泉やレストランがないことから、割安でカジュアルに泊まれる宿としての利用も多い印象がありました。
もっとも、クライアントとしては「別府という街の風情を実際に外へ出て五感で味わって、その思い出をゆっくりと味わえるホテルとして塒を利用してほしい」という思いがあり、塒の利用にあたって、顧客とホテルとの間にイメージギャップが生じている状態でした。
「街で気ままに羽を伸ばし、羽を休めに帰ってくる場所」としての塒
塒という言葉には、「鳥が羽を休める場所」という意味があります。このことから、今回のブランディングでは旅人を「鳥」と捉え、塒の外(=別府の街)に溢れる温泉や食、体験などのアクティビティーを自由に遊び回った後に、ゆっくりと羽を休めに戻れる場所として、塒の存在意義を再定義しました。
ブランドの言語化で強くなる、組織の絆
今回のリブランディングで塒というブランドの言語化を行ったことによって、実際に塒で働くスタッフの皆さんへのブランドの認識共有が可能となりました。
その結果として「こうした方が塒っぽいのでは?」というような有意義な議論がスタッフ間で生まれるようになりました。
このようにブランディングは「このブランドとは?」という部分が明文化されることにより、組織全体の向かうべき方向が一つになり、強固なブランドを作り上げます。
WEBサイトの刷新、アニバーサリーグッズへの展開
リブランディングで再定義した塒のカラーや雰囲気を踏襲してWEBサイトなどのツールやアニバーサリーグッズをデザインいたしました。
NIYAのブランディングについて
商品やサービスの売り出し方についてお考えの企業様は、こちらの記事に詳しく記載しておりますのでぜひご一読ください。
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